2008年07月02日
ジョンストン&マーフィー ローファー オールソール 分解編
今日は、ジョンストン&マーフィーのオールソール修理の工程を画像といっしょに紹介します。
オールソールは工程が多いので本日は分解編です。



アッパー(甲革)のコンディションはキズひとつなく非常に良いです。大切に履かれているのが窺えます。
底を見ると中央に丸い穴、つま先はすり減りがあります。画像では分かりづらいですが、アウトステッチ(底を縫いつけている糸)が磨耗により切れてしまっています。
それでは、作業に掛かります!
まずは、ヒールとソールを分解します。ジョンストン&マーフィーやコールハーンなどのアメリカ製の靴は比較的取り外しやすく作られています。
ジョンストン&マーフィーは1980年代から国内製生産に切り替わっているようですが、アメリカの製造方法をお手本にしているようです。
次にマシーンでアウトステッチを全て削り切ります。
糸が全て切れたところでトップとミッドソールを分解します。
ジョンストン&マーフィーと聞くとグッドイヤー製法を思い浮かべる方が多いかと思われますが、今回は、ブラックラピド製法です。
ブラックラピド製法とは…アッパー(甲革)とミッドソールで一度マッケイ縫いをかけ、ミッドソールとトップ(本底)にアウトステッチをかける製法です。
ミッドソールに残った糸を全て取り除きます。
細かい作業なので根気がいる作業です…。


全て糸が取り除けましたっ!
ここまでで分解の作業終了です。次回は新しく交換するソールの作成からアウトステッチをかけるまでを紹介します。
オールソールは工程が多いので本日は分解編です。



アッパー(甲革)のコンディションはキズひとつなく非常に良いです。大切に履かれているのが窺えます。
底を見ると中央に丸い穴、つま先はすり減りがあります。画像では分かりづらいですが、アウトステッチ(底を縫いつけている糸)が磨耗により切れてしまっています。
それでは、作業に掛かります!

ジョンストン&マーフィーは1980年代から国内製生産に切り替わっているようですが、アメリカの製造方法をお手本にしているようです。


ジョンストン&マーフィーと聞くとグッドイヤー製法を思い浮かべる方が多いかと思われますが、今回は、ブラックラピド製法です。
ブラックラピド製法とは…アッパー(甲革)とミッドソールで一度マッケイ縫いをかけ、ミッドソールとトップ(本底)にアウトステッチをかける製法です。

細かい作業なので根気がいる作業です…。


全て糸が取り除けましたっ!
ここまでで分解の作業終了です。次回は新しく交換するソールの作成からアウトステッチをかけるまでを紹介します。
Posted by RESH 三軒茶屋店 at 23:26│Comments(0)
│オールソール
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