2008年07月25日
「Toraction Tred Sole」入荷しました!!
お待たせいたしました
純正のレッドウイングの底材「トラクショントレッドソール」が入荷致しました!
なんと限定5足!
お値段は12、800円になっております。
次に入荷するのは秋になってしまいます。
レッドウイングのオールソールをお考えのお客様、早い者勝ちです!
因みにビブラム製のトラクションソールもございますので随時お直しを受け付けております。
お客様のご来店心よりお待ちしております!!!
純正のレッドウイングの底材「トラクショントレッドソール」が入荷致しました!
なんと限定5足!
お値段は12、800円になっております。
次に入荷するのは秋になってしまいます。
レッドウイングのオールソールをお考えのお客様、早い者勝ちです!
因みにビブラム製のトラクションソールもございますので随時お直しを受け付けております。
お客様のご来店心よりお待ちしております!!!
2008年07月25日
ジョンストン&マーフィー ローファー オールソール 仕上げ編
今回は、底付けのミシンかけが終わったものを仕上げまでの工程をご紹介します。
まず、革を起こしていた部分に接着剤を塗りたたいて伏せます。
コバの部分を高速回転カッターで削り込みます。
あらかじめ用意しておいたヒールをプレスで圧着します。
さらに、釘で固定します。
ヒールをグラインダーで削りサンドペーパーの番手を徐々に細かくしていき磨きこみます。
コバ、ヒールの防水性を高めるためにロウの成分の入ったインクで着色しブラッシングします。
底面に仕上げ材を塗りこみさらに靴底用のワックスをつけて磨きます。
最後に、コバ、ヒール部に熱したコテでさらにロウを染込ませ磨き上げて完成です。
まず、革を起こしていた部分に接着剤を塗りたたいて伏せます。
コバの部分を高速回転カッターで削り込みます。
あらかじめ用意しておいたヒールをプレスで圧着します。
さらに、釘で固定します。
ヒールをグラインダーで削りサンドペーパーの番手を徐々に細かくしていき磨きこみます。
コバ、ヒールの防水性を高めるためにロウの成分の入ったインクで着色しブラッシングします。
底面に仕上げ材を塗りこみさらに靴底用のワックスをつけて磨きます。
最後に、コバ、ヒール部に熱したコテでさらにロウを染込ませ磨き上げて完成です。
2008年07月18日
ジョンストン&マーフィー ローファー オールソール 底張り編
今回は、前回のつづきで分解した靴に新しい底をつける作業を紹介します。
まずは、交換する革底をポン台と言う木製の台にのせハンマーでたたいて革底のくせ付けの作業です。
この様にしてくせ付けの作業をすることにより仕上がりの履き心地が良くなります!
新しい底と靴の両面に接着剤を塗りシッカリ乾燥させます。
シッカリ乾燥したところでプレスで強力に圧着します。
底と靴が接着されたところで余分な部分の革を荒立ちします。
だいぶ靴底の形になってきました。
オリジナルの状態では底にステッチが見えている仕上げなので溝を掘って底張りの作業終了ですが、今回は仕様変更でもう一工程します。
靴底を薄く切り底を起こしてその中に溝を掘ります。
こうする事により、仕上がりに高級感、エレガントさがでます。
高級靴によくこの様な仕上げがされていることがよくあります。
ここまでで底張りの作業終了です。
これから底縫いをかけて次回、仕上げ編をご紹介いたします!
まずは、交換する革底をポン台と言う木製の台にのせハンマーでたたいて革底のくせ付けの作業です。
この様にしてくせ付けの作業をすることにより仕上がりの履き心地が良くなります!
新しい底と靴の両面に接着剤を塗りシッカリ乾燥させます。
シッカリ乾燥したところでプレスで強力に圧着します。
底と靴が接着されたところで余分な部分の革を荒立ちします。
だいぶ靴底の形になってきました。
オリジナルの状態では底にステッチが見えている仕上げなので溝を掘って底張りの作業終了ですが、今回は仕様変更でもう一工程します。
靴底を薄く切り底を起こしてその中に溝を掘ります。
こうする事により、仕上がりに高級感、エレガントさがでます。
高級靴によくこの様な仕上げがされていることがよくあります。
ここまでで底張りの作業終了です。
これから底縫いをかけて次回、仕上げ編をご紹介いたします!
2008年07月02日
ジョンストン&マーフィー ローファー オールソール 分解編
今日は、ジョンストン&マーフィーのオールソール修理の工程を画像といっしょに紹介します。
オールソールは工程が多いので本日は分解編です。
アッパー(甲革)のコンディションはキズひとつなく非常に良いです。大切に履かれているのが窺えます。
底を見ると中央に丸い穴、つま先はすり減りがあります。画像では分かりづらいですが、アウトステッチ(底を縫いつけている糸)が磨耗により切れてしまっています。
それでは、作業に掛かります!
まずは、ヒールとソールを分解します。ジョンストン&マーフィーやコールハーンなどのアメリカ製の靴は比較的取り外しやすく作られています。
ジョンストン&マーフィーは1980年代から国内製生産に切り替わっているようですが、アメリカの製造方法をお手本にしているようです。
次にマシーンでアウトステッチを全て削り切ります。
糸が全て切れたところでトップとミッドソールを分解します。
ジョンストン&マーフィーと聞くとグッドイヤー製法を思い浮かべる方が多いかと思われますが、今回は、ブラックラピド製法です。
ブラックラピド製法とは…アッパー(甲革)とミッドソールで一度マッケイ縫いをかけ、ミッドソールとトップ(本底)にアウトステッチをかける製法です。
ミッドソールに残った糸を全て取り除きます。
細かい作業なので根気がいる作業です…。
全て糸が取り除けましたっ!
ここまでで分解の作業終了です。次回は新しく交換するソールの作成からアウトステッチをかけるまでを紹介します。
オールソールは工程が多いので本日は分解編です。
アッパー(甲革)のコンディションはキズひとつなく非常に良いです。大切に履かれているのが窺えます。
底を見ると中央に丸い穴、つま先はすり減りがあります。画像では分かりづらいですが、アウトステッチ(底を縫いつけている糸)が磨耗により切れてしまっています。
それでは、作業に掛かります!
まずは、ヒールとソールを分解します。ジョンストン&マーフィーやコールハーンなどのアメリカ製の靴は比較的取り外しやすく作られています。
ジョンストン&マーフィーは1980年代から国内製生産に切り替わっているようですが、アメリカの製造方法をお手本にしているようです。
次にマシーンでアウトステッチを全て削り切ります。
糸が全て切れたところでトップとミッドソールを分解します。
ジョンストン&マーフィーと聞くとグッドイヤー製法を思い浮かべる方が多いかと思われますが、今回は、ブラックラピド製法です。
ブラックラピド製法とは…アッパー(甲革)とミッドソールで一度マッケイ縫いをかけ、ミッドソールとトップ(本底)にアウトステッチをかける製法です。
ミッドソールに残った糸を全て取り除きます。
細かい作業なので根気がいる作業です…。
全て糸が取り除けましたっ!
ここまでで分解の作業終了です。次回は新しく交換するソールの作成からアウトステッチをかけるまでを紹介します。