2009年02月11日
BALLYオールソール
今日はバリーのオールソールの修理です。
バリーといえばセメント製法(接着材で底を着ける製法)が多く、底を張り直す修理が多いのですが
今回はグットイヤーウエルテッド製法です。
((修理前))
そんなに底は減ってないようにみえますが・・・
ソールの断面を見てみると元よりかなり薄くなっているのがわかります。
バラシてみたらこんな構造になっています。
元々の仕上げと同じくチャネル仕上げご希望のため、革を薄くおこして糸が隠れるようにしました。
((修理後))
コバもオリジナルと同じく丸く仕上げてあります。
底の仕上げは、元と同じ色に染料を調色して作り専用のワックスで磨き上げます。
オールソールをすることによって、反り返ってしまったつま先も元と同じように自然なフォルムに戻りました。
(修理前)
(修理後)
今回のように、せっかく足に靴が馴染んできたときに靴底が薄くなってきたり、穴があいてしまったと
お悩みの方はこの様に底が交換できる構造で作られていますので心配いりません。
革のソールから→ラバー(ゴム)のソールへの交換も可能です。
バリーといえばセメント製法(接着材で底を着ける製法)が多く、底を張り直す修理が多いのですが
今回はグットイヤーウエルテッド製法です。
((修理前))
そんなに底は減ってないようにみえますが・・・
ソールの断面を見てみると元よりかなり薄くなっているのがわかります。
バラシてみたらこんな構造になっています。
元々の仕上げと同じくチャネル仕上げご希望のため、革を薄くおこして糸が隠れるようにしました。
((修理後))
コバもオリジナルと同じく丸く仕上げてあります。
底の仕上げは、元と同じ色に染料を調色して作り専用のワックスで磨き上げます。
オールソールをすることによって、反り返ってしまったつま先も元と同じように自然なフォルムに戻りました。
(修理前)
(修理後)
今回のように、せっかく足に靴が馴染んできたときに靴底が薄くなってきたり、穴があいてしまったと
お悩みの方はこの様に底が交換できる構造で作られていますので心配いりません。
革のソールから→ラバー(ゴム)のソールへの交換も可能です。